海外で挙式をする場合、パスポートが必要です。取得したことがなかったり、期限が切れていたりするならば手続きをして手に入れなければいけません。
まず大切なのは旅券が即日に発行できないということです。土曜日と各種の休日を除いて6日はかかります。直前になって手続きを開始しても遅いので注意が必要です。
申請に必要な書類はまず一般旅券発給申請書と住民票のコピー、戸籍謄本です。一般旅券発給申請書はパスポートセンターに置いてあり、そこで書くことも可能です。戸籍謄本は戸籍抄本でも問題ありません。くわえて写真と本人確認書類です。写真は縦45mm横35mmのもので、写真館で撮ってもらう場合は旅券用サイズと言うと伝わりやすいです。本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードなどです。
さらに窓口では手数料と収入印紙代を支払います。手数料は2000円で、収入印紙は10年有効の旅券だと14000円、5年有効のものだと9000円です。挙式にはいろいろとお金がかかりますが、費用対効果の高い10年有効のものにしたほうがお得です。
挙式は海外でやりたいと考えるカップルは少なくありませんが、気になるのは費用です。海外での挙式で費用を安くするためには、2人だけで式をあげることです。家族や友達も参列する場合、嬉しいという気持ちも大きいですが費用もかかることは予想できます。また家族などが参列すると準備などにも時間がかかってしまいます。
費用を左右するのは渡航費用です。航空券は2人分といえども式をあげる場所によっても異なるものです。航空券を安くするならオフシーズンを選ぶと良いです。2人で式を挙げる場合、スケジュールを組みやすくオフシーズも選択が可能になります。オフシーズンは費用も安くなりますが、予約が取りやすかったり、観光客も少ないなどメリットは多いです。
場所もハワイは人気がありますが、費用を安くするためにはグアムやサイパンを選ぶと良いです。さらにバリなどのアジア圏は渡航費用が安くなるというよりは、物価が安いため滞在費を安くすることが可能になります。